出雲八百万神
直会 純米吟醸
容 量
720ml
アルコール度数
16%
商品特徴
改良雄町使用、精米歩合55%の純米吟醸酒。
綺麗で自然な香りと軽快な旨味のある穏やかな酒質で食中酒に最適です。
※酒匠(日本酒・焼酎 唎酒師上位資格)
GOEN専属 酒匠(Japanese Sake Sommelier)HAJIME YANAGI
今回の出雲八百万神シリーズの直会のネーミングは板倉酒造の板倉社長と面談させていただいている時に直会の
意味と出雲の神話との関わり合いを説明いただいて決まった経緯があります。
私共関東人には直会=宴会という認識がなく、正直それまでは直会(なおらい)という言葉に馴染みがありません
でした。
しかしながら島根の方たちが直会を楽しみにして何か仲間で集まって飲み会するも直会、何かの行事で打ち上げも
直会と聞き、出雲では大切な言葉であると思いました。
その直会はそもそも出雲に来た神様と人間たちが、出雲のこの地で開かれる宴であり、出雲にある万九千神社が
その直会を取り行う神社であるという事もわかりました。
直会は神様の縁結びの会議という一仕事が終り、その打ち上げパーティみたいな感じだなーと思いましたし、
出雲に来た神々は酒が大好きである事もよくわかりました。
板倉社長は島根酒造組合の会長をされております。出雲市には4蔵ですが島根全体には31蔵の酒蔵があり、
それを取りまとめる島根酒造組合の会長の業務は忙しく、穏やかで人柄も良く優しい板倉社長は人望も厚く、
色々なところで直会をされていると思われました。
そんなイメージもマッチして直会は板倉社長に是非お願いしようと心が決まったのです。
直会を知った事で、出雲八百万神シリーズに祝宴が始まり、出雲のディープな部分が発見できました。
お酒の味の方は、優しく、まろやかな旨味が前面に出て、バニラ・ヨーグルト様のほのかな含み香があり、
酸のキレも良く、爽快に展開します。シルキーでまろやかな酒質が多い天穏(板倉酒造のブランド名)の
純米酒の中にあっては、旨味と酸の輪郭がクッキリとした余韻の優しさはあるものの強い酒質のタイプとなります。
燗につけると心を和ませるかの如く、優しさとまろやかさが増してきます。
雄町の特徴が出ています。
日本酒愛好家には好まれる、正に飲兵衛らしき酒。
直会にはもってこいのお酒と思います。
板倉酒造
ブランド銘酒は天穏、天(世界)が穏やかであるように願いを込めた出雲伝統の酒蔵